- 1 ヨガは指導者養成講座を修了せず教えてもOKです。
- 2 ヨガインストラクター養成講座で後悔しないため、決める前に検討するべきこと
- 3 インスタイルで募集中の全米ヨガアライアンス認定インストラクター養成講座200時間
- 4 いずれは、ヨガ資格の最高峰のRYT500も視野に入れることで、養成講座のティチャーに。
ヨガは指導者養成講座を修了せず教えてもOKです。
ヨガインストラクター養成講座などで取得するヨガ資格は国家資格で無い。資格無しでヨガを教えても罰せられることはありません。
全米ヨガアライアンス養成講座を初め、全てのヨガ資格は民間資格。つまりヨガの資格を取得せずヨガを指導しても罰せられることはありません。
ただし、ヨガに対する充分な知識や指導経験がなければ、ヨガスタジオやスクールの採用は難しいでしょう。また、ご自身でヨガスクールを開いても生徒を集めることも難しく、怪我に対する充分な知識を持たずにレッスンを行うと、自分も相手も取り返しのつかない事態が発生する可能性があります。
ヨガスタジオが一番恐れることは「怪我」です。よってヨガインストラクターに対しては、怪我なくクラスを運営するスキルを備えているかが最低限の条件になります。ヨガ指導者資格の有無は、その学びをしているか否かを見る観点のひとつでもあります。

ヨガインストラクター養成講座で後悔しないため、決める前に検討するべきこと
ヨガインストラクターと一括りに言っても、ヨガにはいろいろな種類があります。流派、動くクラス系/リラックス系などのクラスの方向性、道具を使うクラス、ピラティス・ストレッチ・整体・アロマなどとの融合……等々。
自分はどんな講師・指導者になりたいのか?問いかけてみる
まずは、周りを見渡して、なりたい自分に近い先生を見つけるのが一番の近道です。そしてその先生はどのようなスタンスと経歴で、その姿になったのかインタビューしてみるのもいいでしょう。
そうすることで、漠然としていたことが、そこに至るには何を学ぶべきかが見えてきます。
ヨガインストラクターの養成講座を受講する人は、2種類に分かれます。「ヨガインストラクターになりたい人」と「ヨガを深めたい人」です。
またヨガインストラクターを目指す人の中でも、フィジカルな面を中心に教えたい人とヨガ哲学や瞑想なども捉えたインド伝来の本来のヨガを教える指導者になりたいと考えている人に分かれます。
フィジカルな面を中心に教えたい人は、もしかしたらヨガでなくてストレッチやピラティスも調べたほうが良いかもしれません。周りの先生に相談したほうが良いでしょう。そのあたりのことも良く考えた上で、ヨガインストラクターを目指しましょう

ヨガ資格のスタンダード「全米ヨガアライアンス認定インストラクター養成講座200時間」がおすすめ
通いやすいいエリアで、RYT200を取得するのがオススメ
周囲の先生にも相談し、ご自身に問いかけて「本格的にヨガを学びたい」となれば、一番のおすすめはRYT200と呼ばれている『全米ヨガアライアンス認定インストラクター養成講座200時間』です。
全米ヨガアライアンスとは、アメリカに本部があり、世界的にも最も知名度も高いヨガアライアンス協会がその資格発行をスクールに認定した資格です。
ここ最近になってさらに認定を受けたスタジオが増えてきています。職場や住んでいる地域から通いやすいスタジオも見つけやすいと思われます。インスタイルでは10年以上前から認定校となり、その養成講座を行なっています。そのスタジオの歴も検討項目に入れていただければ後悔も少ないチョイスになると思われます。
RYT200以外にも様々な認定講座がある
他には「ヨーガ教師養成講座」を、インドのヴィヴェーカナンダヨーガ研究財団と日本のヨーガ・ニケタンが、共同で開催しているものもあります。この講座は約1年(月1回・全10回)のコースで、授業はインド・カルナタカ州バンガロール市に本部があるスワミ・ヴィヴェーカナンダ・ヨーガ研究所/ヨーガ大学院大学のヨーガ教師養成講座のカリキュラムに準じて行われます。修了すると、ヨーガ教師養成講座修了証(ディプロマ)が授与されます。受講費は、約10万円となっています。
受講期間についても、短期で取得するか、長期で取得するか、フレックス制(どのクラスを受講するのか自由に決めることができ、受講する期間にも特に制限がない)などの選択肢もあります。
ゆっくりじっくり取得する長期型がオススメ
RYTの資格取得には1ヶ月ほどで取得できる短期型、長期(半年〜1年)でじっくり取得する長期型、自宅でも取得できるオンライン型の3つのタイプがあります。
オンライン型:正直言ってオススメできません。こちらが誕生した背景はコロナ渦の際に、3密を避けるために、全米ヨガ協会も苦肉の策として認定した方式です。理由は直接触れることや質疑応答のキャッチボールがし辛い点があげられます。インスタイルでもコロナ渦にはオンラインコースを設定していましたが、今は設定がありません、
短期型:1日に6〜8時間の講義を行い、短い期間で終了するタイプです。とにかく資格が欲しい方にはありがたいですが、長い目でみて、ここで学んだスキルで仕事としていくには、詰め込み教育すぎてなかなか、使いづらい学びになってしまっています。
インスタイルでは過去にRYT200の短期講座を実施したこともありましたが、、知識の習得はできても体がついてこなかった経験があります。
長期型:ちなみにインスタイルはこの長期型一択になります。じっくり学べ、講義と講義の間の数日間に予習復習ができ、確実に学びを自分のものにできるのが、一番の理由です。また、養成講座には「同期」という一緒に学んだ仲間ができます。その同期がインストラクターになってからも強い結びつきとなりヨガコミュニティーの深いつながりの核になる可能性が高いです。
RYTとはRegistered Yoga Teacher の略で、認定ヨガインストラクター、認定ヨガティーチャーです。RYS200、RYS300、RYS500はそれぞれインストラクターが有する資格のことです。
RYSとはRegistered Yoga School の略で、RYS200、RYS300、RYS500はそれぞれ養成する資格を持つヨガスクールのことです。

費用に対する内容はしっかりチェック
RYT200の相場は40万円弱〜60万円強が中心となっています。オンライン講座では30万前後が中心となっています。
なかには海外で資格が取れる上に宿泊費込みでそのような価格のものもあったり、テキストや修了証の発行には別途費用が必要だったりと要注意のものがありますので、下記のようなポイントをチェックしてください。
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安すぎる場合
テキストや修了証の発行や受講日の振替に別途費用が必要の場合が多い。デビューに向けたアフターフォロー弱い
RYT200が取得できるのかを確認要。「ヨガインストラクター養成講座」という名称で募集している講座の中には、実はRYT200の基準に満たないものが多々あるので確認が必要です。 -
有名講師の講座なのに安い
有名先生の担当時間を確認してください。お弟子さんが大半を担当している場合があります。意外と大手でもこのような手法でコストを下げているケースも見受けられます。
まずは全体スケジュールを確認の際には、各セクションの実際の講師名も確認したほうが良いでしょう。 -
海外リトリートで資格取得
メイン講師のプロフィールと担当時間、料金に含まれるものと含まれないもの(現地までの飛行機代や食事など要注意)。帰国後の問い合わせ先とアフターフォロー体制も確認されたほうがいいです。実際には海外のビーチを目の前にしてテンションがあがることを利用して、ほとんど遊びのような養成講座が多数あるとの報告もあります。 -
リードティチャーがヨガを教えない経営者だった
これも嘘のような本当の話です。RYTは必ずリードティチャー(いわゆるメインの先生)を設定し、決められた時間以上をその先生が行うといったルールがあります。またそのリードティチャーはE-RYT200やE-RYT500といった「先生の先生を担ってもいいですよ」といった資格を有している必要があります。ところが、そういうことを無視して、スタジオの経営者をリードティチャーとして登録し、実際にはRYT200修了間も無い生徒を講師として安価に使っているスタジオが多数存在しています。
受講される場合は、その講座のリードティチャーは誰か。またその人はE-RYT保有者なのかをしっかり確認したほうが良いでしょう。

RYT200以外のおすすめヨガインストラクター講座
RYT200を学ぶ中で、次の学びを探す人は多いです。例えばRYT200を学ぶ中で出会ったヨガの要素の「呼吸法」「ヨガ哲学」「解剖学」「瞑想」「アーユルヴェーダ」などに興味を持ちそれらをさらに深める人や、有名講師が独自で考案した流派の養成講座、受講する人を限定する「マタニティヨガ」「産後ヨガ」「キッズヨガ」「シニアヨガ」など様々です。
インスタイルの場合、「マタニティヨガ」「産後ヨガ」「キッズヨガ」「シニアヨガ」「陰ヨガ」「エアヨガ 」「リストラティブヨガ」「エアリアルピラティス」「チェアヨガ」などの集中講座をご用意しています。
他には、通信教育講座を行なっている機関もあります。そのほとんどは、学校に通う場合よりもだいぶ費用が安くなっており、10万円以下で学べるものも見られます。ヨガインストラクターの勉強にいきなり何十万円も出すのは難しいという場合、通信講座を利用することも選択肢のひとつとなります。
ただし、通学制の講座よりもカリキュラムが薄かったり、RYT200の資格取得がつながらなかったりするものもあるため注意が必要です。

インスタイルで募集中の全米ヨガアライアンス認定インストラクター養成講座200時間
詳しくは→こちら
いずれは、ヨガ資格の最高峰のRYT500も視野に入れることで、養成講座のティチャーに。
詳しくは→こちら